RunRan

HONDA HORNET と MOTOGUZZI V11 Lemans で廻ったツーリングの記録

御岳ツーリング 2日目

6時半ごろに目を覚まし、さっそく出発の準備を。YHのお母さんがお茶を淹れてくれたのでしばしば雑談。

0709091.jpg;YHから日の出を望む

「昨日は仲良くやってたみたいねぇ。今回はベストメンバーだったみたい。」

とはお母さんのお言葉。日によっては部屋から誰も出てこなかったり、談話室にいてもみんな本を読んでゴロゴロしてるだけというのが結構あるんだそうな。昨晩は珍しく全員が和気藹々だったようです。

YHは積極的に利用するのは初めてやけど、いろんな人と話せるのは楽しいなぁ。また機会があったら利用してみよう♪

何人か起きてきたので挨拶だけして、YHを後にします。今日は御嶽山の走っていない道をとおりながら開田高原を抜ける予定です。

昨日走ってきた道を10kmほど戻り、再度御嶽山へ。道を変えて「霊峰ライン」を登ってみました。1~1.5車線の道をどんどん登っていくと、駐車場らしき広場に出ます。ここから「パノラマライン」と「霊峰ライン」に分かれていました。

0709092.jpg;霊峰ラインと石碑群;colorbox;8:00

まずはパノラマラインから。広場から見えるルートと思しき道は、対面の牧場の真ん中を通っているようです。これなら見晴らしがよさそう!と思って走りだしましたが、牧場方面の道は通れないようでルートにしたがって行きます。同じく1車線の細い山道を延々と行くようで、5kmほど走って引き返しました。

霊峰ラインも同じく山腹まで見るところがない道で「これは失敗したなぁ」と思わずにいられません。下山時に通った「ブルーライン」だけが、前方に乗鞍岳、後方に御嶽山と、それなりにいい景色をうかがわせましたが、いたって普通の道でした。これなら地蔵峠をぬければよかったなぁ、と後悔。

開田高原に下りてくると道も明るく風も爽やか!開田と言ったら「蕎麦」なのですが、まだ早いのかどこも開いていないようです。しかたなく国道361号線を長峰峠へ向かって走っていきました。

0709093.jpg;開田高原のコスモス;colorbox;9:00

長峰峠を越えるとそこから濁河(にごりご)方面へ。昨晩ライダーの一人が「あの道は酷いし長いぞ」といっていた道なのですが、国道を登って高山まで行くのもなんなので、こちらの道を選択。

はじめは普通の対向1車線ずつだった道が1車線に変わり、四国の酷道のようになってきました。けどこれくらいならと思っていると、濁河の手前付近で焼いたチーズのような凸凹道へ変化すると「やっぱ通るんじゃなかったかな?」と後悔の思いがたちましたが、しばらくするとそれも普通の道に戻り一安心。

しかし、こんな辺鄙な場所なのに結構車が上ってくるのが不思議だったのですが、この濁河にある温泉というのが実は結構有名なものらしいのです。そういうわけで、すこし寄ってみることにしました。

温泉方面へすこしいくと看板が。「日本一高所にある温泉街」だそうで、そりゃ日本一には弱いなぁ…。温泉街の奥のほうにある町営露天風呂に入ってみると、お日様カンカンに照っているのにそよぐ風が冷たいという不思議な感じ。泉質は鉄分が多そうな味でした(w。

濁河をあとにして県道441号線を国道方面へ向かいます。一時間ほど走ると見渡しのいい「大平御嶽展望台」へ出てきました。ここで旅行中の年配のご夫婦に出会ったのですこし雑談。ご主人はカメラが好きな方で、ちょっとだけコツを教えていただきました。

0709095.jpg;大平御嶽展望台からの御岳;colorbox;11:15

ここから国道まではおよそ40分ほど、それから南へ下って下呂にでました。

下呂の雰囲気は有馬のそれと同じ感じです。さるぼぼ専門店とかあって面白かったが温泉には入りませんでした。郡上八幡へ急ぎます。

郡上八幡へ至る道は飛騨川と併走する快走路。飛騨川の景観が面白くいい道です。郡上八幡手前のヘアピンの連続はちょっとキツいのですが…。

そうしてやってきた郡上八幡は水と町並みが美しい町。さっそく旧町役場横にバイクを止めて町歩きです。

旧役場そばにある橋に人だかりが出来ています。地元の男子が勇気試しに川に飛び込むというやつで、その一番高い橋「新橋」がそれでした。飛び込むと観光客から拍手と歓声が上がります。上からのぞいても結構な高さがありますが、川のそこは見えません。

さて、街中を行こうとすると小雨がパラパラ。しだいに本降りになってしまい、傘を持っていなかったので観光どころではなくなってしまいました。お土産屋さんでしばし雨宿りです。

0709096.jpg;郡上八幡職人町;colorbox;15:00

ようやく雨が止みかけたのはだいぶ時間がたってから。町歩きには時間的に厳しいなぁと思いながら、それでもとすこし散策してみました。

あまり広い範囲を歩けなかったのですが、馬籠のようにそのまま残ったものは少なくて、昭和のにおいを感じさせるものが結構残ってます。「そういう小路がどこかあるはずだよなぁ」と思いながら歩いてましたが結局わからず、散策を切り上げて、最後にお城へ上ることにしました。

お城へは歩いてもいけますが、バイクで上がったほうがやっぱり楽(w。車ではちょっとキツいカーブが並び、ベンツが立ち往生してました。

城壁を回ってすぐに天守閣への入り口です。中はそれほど広くなく、歴代の城主である遠藤氏、稲葉氏、青山氏などに関する展示がされていました。てっぺんからは郡上八幡の町が一望できます。

0709097.jpg;郡上八幡城;colorbox;16:00

お城から降りてきて「今度は天気のいい日に来たいな」とリベンジを思いつつ、町を後にしました。

帰りは国道156号線を南下、適当に高速に入ろうと思っていましたが、美並あたりで渋滞に巻き込まれ、結局美濃から高速へ入って家路につきました。

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