デスモセディチ 10 ― 完成
完成を前にカウル全てを研ぎ出します。クリアを吹いた状態で、全体に梨地でしたけどそれなりにツヤツヤだったので「研ぎ出しまではしないでいいかな」と思っていましたが、何事も経験と思いやってみることにしました。
アッパーカウルの失敗を踏まえて、まずは二日かけて厚めにクリアを吹きます。
次に2000番のペーパーで梨地が見えなくフラットになるように磨いていきます。こまめにペーパーに塗料が付いていないかチェックします。塗料が付いていたら、クリアの層でなく塗料の層まで削ってしまっているので注意します。
今回はデカールの周辺はアッパーカウルの失敗もあり。削ってしまっては元も子もないので、深追いせずに若干の段差は目を瞑ることにしました。ある程度ペーパーをかけてコンパウンドで磨いたら、もう一回クリアを吹いて重ねていくとよいのかもしれません。
最後に細目のコンパウンドで磨き上げます。結構2000番のペーパーのキズもコンパウンドで消しきらないみたいなので、気になる場合はさらに細かい目のペーパーや、粗めのコンパウンドから磨いていくといいのかも。バイクではあまり広い面積がないので、大体こんな感じでよいと私は思います。それよりもデカールとの段差を消しきる感覚を掴みたいですね(w
研ぎ出しをする前は右写真の左のように、離れてみている分には十分ツヤツヤしていたように思うのですが、こうやって写真に撮って見るとかなりデコボコしているのが分かります。ペーパーをかけてコンパウンドで軽く磨いた後がその右。これだけでも違いは明白です。もう何回か繰り返し磨くと鏡面に近いところまで反射するようになりました。
そういうわけで、制作を始めて2ヶ月。「ドゥカティ デスモセディチ」ついに完成です。
基本的に素組みですが、本来マルボロのロゴが入るところに白いストライプを追加しました。
夏から始めたプラモデルもこれで2作目。バイクのプラモデルは初めてです。
途中で「ほんとに完成まで漕ぎ着けることが出来るのだろうか」と思うほど、細かかったり、うまく塗装できなくて何度も塗りなおしたり、クリアに指紋つけたり、缶スプレーで気泡を作ってしまったり、デカール削ったり沢山失敗しましたが、なんとか完成まで持ってこれました。
バイクのプラモデルを作ってみたいと云う念願も叶いましたし、なにより組み立てながら そのバイクがどういった構造になっているのかをイヤでも(笑)知ることが出来るのは、ライダーとしていいことだなと思いました。
次は何を作ろう?
でもその前に、もっとうまく塗装するためにますますエアブラシが欲しくなって来ます。
- 2013/11/13
- 23:04
- カテゴリ:プラモデル
- タグ: タミヤ ドゥカティ デスモセディチ