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HONDA HORNET と MOTOGUZZI V11 Lemans で廻ったツーリングの記録

伊豆ツーリング 4日目

朝7時に目が覚めたので、そのまま挨拶をして出発です。

ライダーハウスから国道に出てきてすぐの雲見からは、遠くに富士山を見ることが出来ました。ちょうどその脇に露天風呂があったので昨日の汗を流してしまおうと、さっそく入ることにしました。

0407201.jpg;雲見から富士を望む。;colorbox;7:20

国道から山道を少し下ったとこにある海辺のお風呂は、7~8人入ったらもう一杯になりそうな湯船でした。残念なのはここから富士山は見えないこと。のんびり浸かる楽しみがなくなったので汗だけ流して退却することにしました。足元が泥だらけだったので着替えは一苦労で、国道まで上がってきた時には疲れきってしましました。昨日はほとんど何も食べていなかったので貧血状態です。

しばらくフラフラしていましたが、バイクで移動しているうちに体調は回復し、松崎のコンビニで一休み。ゼリー状の食事はエネルギーにならないことを身をもって体験したので、オニギリを数個購入しお腹に詰め込みました。

一息つくと今度は県道15号線で山のほうへ向かいました。30分も走らないうちに下田からのびる国道414号線に突き当たります。そして北の天城峠を目指すことにしました。

0407202.jpg

しばらく走るとループ状の橋が見え、その麓の道に「川津七滝(ななだる)」という看板を見つけたのでちょいっと寄り道することにしました。お土産物屋さんにバイクを置かせてもらって、川に沿っていざ出発です。

入り口から最奥の釜滝までは途中山道になって片道20分で、4番目の初景滝からは山道になっています。持っていたペットボトルの水が空っぽになっていたので、ここで湧き出している水を汲んで奥を目指します。その次の蛇滝は柱状節理の上を水が流れ、その様は名前のとおり蛇のウロコのようです。この滝が一番印象に残りました。

小一時間かけて往復し駐車場まで戻って、次の目的地の天城峠に出発です。ループ橋の下をくぐって国道に出、しばらく走るといきなり旧道への分岐が現れました。危うく行き過ぎるところで地図を確認して旧道へ入ります。

天城峠の旧道は、最初のカーブを曲がるといきなりダートでした。スグに終わるかなぁと思ったら、そこから延々と10kmほど。そういえばダートを走るのは北海道の「鹿の湯」へ行ったとき以来です。

トロトロと滑らないように気をつけながら峠を上っていき、やっと旧天城トンネルへ辿り着きました。石造りのトンネルで、点々と明かりがついていますが、ほとんど真っ暗です。トンネル内に進入すると「ドンドンッ」っとエンジン音が響き渡ります。きっと中で人が歩いていたらうるさいだろうなぁ…。

0407203.jpg;旧天城トンネル;colorbox;10:50

反対側に出てくると、そこからもまたダートの始まり。すれ違う車の人からも「この先はトンネルまでいける?」っと聞かれて、やっぱり皆不安なんでしょうね。でも、ちゃんとトンネルの前後に駐車場があるので大丈夫です。

峠から降りて新道に復帰し道の駅へやってきました。昨日であったライダーが「ワサビにジェラートは意外に合うものだよ」って云っていたので、それを確かめようと一つ食べてみました。

確かに意外といえば意外におかしくないですけど、「無理にワサビを添えるものでもないなぁ」って云うのが正直な感想。最後らへんはワサビが余ってきて大変でした。(>_<。

道の駅を出て国道を北上、湯ヶ島で県道59号線にスイッチし海を目指します。途中の仁科峠あたりからは宇久須の港町が一望できます。その宇久須へと峠を降りていきました。

0407204.jpg;風早峠付近;colorbox;12:40

宇久須には丁度マップルに「小アジ寿司が美味しいところ」が紹介されていたので、少し探してみました。たぶん港から一本筋入ったようなところに、その食堂はあります。寿司だけあってお値段は高めでした。

腹ごしらえを済ませ、県道17号を北上します。ひたすら海沿いの峠道を所々海を眺めながらこなし、戸田から県道18号線で修善寺方面へ向かいました。

峠を上っていくとなかなかいい道で、かなりいいスカイラインかも!って期待に胸が膨らみます。尾根道なので駿河湾の向こうには富士山が見えるかなって思いましたが、期待は期待で終わりました(>_<。富士山が見えるのは途中の展望台一箇所だけで、あとは南側の景色が見えるのみ。かなり残念におもいつつ、修善寺へと降りてきました。

修善寺から国道136号線を北上し国道1号線にでます。そこからちょっと走った柿田川の手前に富士の水が湧き出る湧水群があるので、ちょっと寄ってみました。

柿田川湧水公園では、湧水が見られるポイントが二つありますが、これを直接汲み取って飲むことができるわけではないようです。第一展望所は写真のような、第二展望所は川に沈めた直径3mほどの土管のそこから砂を吹き上げて湧く様が見られます。土管の中は青々としていてとても神秘的でした。

0407205.jpg;柿田川湧水公園 第一展望所;colorbox;16:00

このあとは湧水群をあとにして国道を走り清水まで。そこから高速にのって家路につきました。

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